(すみつきそことりがんな)敷居の隅まで削るための鉋が、隅突底取鉋です、突くと言う文字が入るように、引いて削らずに押して削ります。
擦れた敷居の隅の削り、敷居の中間が下がって両端を削らなければならない時などに重宝する鉋です。
リフォーム工事など、敷居を削る場合に、一般的な底取鉋では削れない溝の際まで削る事ができます。裏金もはいりますので、逆目は止めやすいと思います。
また、際鉋のように凹んだ横の隅も削れなうので、角の奥まで際鉋のようにも使えます。
台は刃口の部分を残しています。残しておくと刃の出具合が分かりますし、刃が敷居に食い込んだ時に前に突っ張りません、その分は隅の部分が削れずに残って行きますので、隅まで残さずに削りたい場合はスライド丸鋸などで赤い点線の部分を切り落としてください。
刃巾は7分溝用で標準的な溝巾にしてあります、隅突底取鉋は普通の底取りと共通の刃です。裏はダレないすっきりした平面に裏押ししてあります。
使用の時合わせてお使い下さい
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