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鉋研ぎに使う砥石類
左から油坪 刃物を錆から守るため、研ぎあがった刃物に直ぐ塗ります。成分は手っ取り早くシリコンスプレーを注入しています。これを行うと鉋裏もいつまでもピカピカです。無論刃も錆びません。
ポリエチレン製の1リットル洗浄ボトルです。ホームセンターに売っています。仕上げ砥石の水に使います。仕上げ砥石の面に荒い粒子があると研ぎを妨げ、時間をかけても傷は取れません。岐阜の削ろう会で、私も感じていたのですが、共同で使う水は荒い粒子が混ざっているはずです。圧力をかけて水を出せますので、砥石面の洗浄にも使えます。削ろう会の大会会場で研ぐ際はこの洗浄ボトル、つまりマイウォ―タ―を持参するべきです。
仕上げ用合わせ砥石です。山は奥殿です、奥殿の近くには、中山、大突など最高級の石の出る山があります。硬めで、滑るように滑らか、直ぐに黒々とした砥粒が湧き出てきます。研磨面も小さな傷まで取れて良い艶が出ています。
名倉は対馬黒名倉、三河白名倉、画像にはありませんが三河駒名倉などを持っています。普通に使うならどれを使っても問題ないと思います。 たまに硬く突っ張るような石には名倉を変えるとおさまる場合が良くあり、使いにくい石も一変して良い研ぎ心地になります、無論鋼、地金の組み合わせでも名倉の選択が変わる場合があります。まずは一つあれば良いのではないでしょうか。
仕上げ砥石の右 セラミック中砥石。 ホワイトアルミナを研磨粒子に使ってあるセラミック製の砥石です。普通は一般に販売されている物を使いますが、最高の研ぎをする時は、一般にはあまり販売されていない、硬口の物を使用します。一般の物より硬く、使っているうちに目詰まりを起こし砥石の研磨材の番手が上がった状態になり、傷が浅くなります。
セラミック中砥石の上 セラミック中砥石の木端です。
白っぽく写っている細い砥石はセラミック中砥石の平面修正、目詰まり取りに使う、グリーンカーボン(GC)の荒砥石です。
一番右は、砥石の平面制度を見るステンレスの定規です。
大工道具の曼陀羅屋について
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店主は建具職人歴12年、その後独立して無垢の家具製作と大工道具の販売の二束のワラジを履いて25年以上になります。
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