小鉋コーナーの販売済
- 今までに販売してきた小鉋ですが、鉋鍛冶が廃業されたり亡くなったりして販売済になってしまった小鉋や、少量生産品をここでは掲載しています。
- まれに製造を再開する小鉋もありますので、その商品もここに置いておきます。
(さんだいつねさぶろう、ごじゅうねん)普通サイズの五壽年をそのまま小さくした仕上りの小鉋です。鋼は青紙1号鍛造古鋼を使用しています。サイズは48ミリのみです。台屋さんは、三木の堀場さん仕込みです。
清助作調金寅54ミリ 販売済
- 来年の干支、寅が調金されている54ミリの小鉋です。
- この調金は良く彫られています、毛並みの方向にも入れてあります。
- 彫金用の小さい鏨を使って小刻みに連打しながら寅を描き込みその表情も出していきます。
- 現在では緻密な調金を入れられる職人さんがほとんどいません。
- 青紙一号を使い黒裏で仕上げられています。
- 鉋台の長さは240ミリ幅は72ミリです。
- 最大切削幅は48みりほどです。刃の全体幅は54ミリになります。
- 作りは当曼陀羅屋の水野清助作の跳駒と同じ作りです。
関川小鉋 42ミリ 販売済
- (せきかわさく新潟の鉋、関孫六鉋で有名な作者、関川誠吉氏作の小鉋
- 釜地を使用し研ぎ易く切れ味重視の作り
- 炭焼き入れによる硬く粘りのある焼き入れ、安来鋼青紙を使用
- 長めの鋼付きの裏金が入るため、横からも叩きやすい。 なしや台
宗国、新潟の鉋 販売済
- 宗国 大工道具産地新潟の問屋銘の新潟鉋の宗国。全体的に鉋刃の厚み、裏金の厚みは薄く作ってあります。
- 飾り気よりも、切れ味重視でプロ好みの作り。
- 一見普通の作りですが、よく見ると丁寧な作りで、お、、、いいな〜と思う作りです。
- 青紙一号、鉋台は、なし屋で普通口裏押し済み、刃付け済み。手にとって見ると仕上りのよさが分かります。
小鉋仁王松48ミリ 販売済
- 播州の鉋メーカー常三郎の小鉋
- 左側に彫金職人が一打ち、一打ち、手作業で行った仁王松が彫ってあります。
- 最近では手間のかかるガラ物は少なくなりましたので最近の作品としては一味違う映える品です。
- この大きさで彫金の施された物はなかなかありません。
- 黒裏で使い勝手の良い48ミリの小鉋です。
彩雲小鉋54ミリ 販売済
- 芳楽作の小鉋で年輪のような杢目模様がとても良く出ている小鉋が彩雲54ミリです。
- 積層鋼ではなく自然の金属の風化により模様がでた地金を使っています。積層に比べ、地金は硬くはありません。
- 別刃物鋼使用し裏金も木目模様が出た共裏が付いています。
- サイズは54ミリで、寸4の鉋を一回り小さくしたくらいです。大工職の造作作業や、ちょっとした平面なら充分に削れるサイズです。
- 台は、白樫の極上の台を使用し、普通勾配、9分仕込み仕様です。手作りですので模様は製品により一品づつ違う少数生産品。有効切削寸法48mm、台長さ約24センチ
限定常三郎燕小鉋 販売済
- 燕鋼を使った常三郎作の限定の小鉋で、この画像に有る物だけの限定品です。
- 燕鋼はかなり以前の鋼で持っている鍛冶屋も少なく貴重な鋼です。
- 鉋用の鋼としては硬い鋼で、研ぎ屋が言うには、研ぎの時100枚に1枚あっても分る物だと言う話です。
- 硬く粘りのある鋼は硬木向きで、コグチ削りにも向いています。
- 仕上げ砥石は研磨力のある物をご使用下さい。
限定知足 販売済
- この限定知足は寸八鉋用に裁断した、高クロム炭素鋼の残り部分を使った限定の小鉋です。鍛造に手間のかかる鋼を無駄なく使い作ってありますのでいつもある品物ではありません。
- 高クロム炭素鋼は平鋼では、元素の偏り、つまり偏析問題が起り鉋には向かない鋼でしたが、棒鋼を鍛造して平鋼にした結果、粘りのある炭素鋼になっています。
- 棒鋼を平鋼にする鍛造作業はとても手間がかかりますので、普通は寸八サイズのみを製作されますが、その残りを使って少し小さいサイズに作った小鉋です。
- 8丁とも完全直ぐ使いの限定品の鉋で、実際に削った削り華が付けてあります、裏押し刃付けをして表馴染みで硬さを調整し、下端も調整されて削った結果です。
- 右側は寸八サイズの知足です、大きさを比べるために置いてみました。品物は左側のものです。
- 鉋刃の長さは、寸八サイズと同等で、やや刃厚が薄いくらいです。なしや台入れです。
- 完全直ぐ使いの知足がこの価格はお買い得でなないでしょうか。