日立金属の白紙2号を使った内橋さんの鉋で朱雀銘や圭三郎銘があります。
青紙よりも研ぎやすく同じ回数研いだ場合鋭い刃が付き薄く削れる鉋です。地金、鋼とも薄めの作りですので、刃返りが出るまで時間もかかりません。仕上げ研ぎではその返りも取れやすく、鋭利な刃先を作りやすいと言えます。
白木で仕上げる場合、針葉樹などに削り肌に艶が青紙よりも上がると思います。台は白樫の良い木目の通った台に入っており圭三郎の鉋にふさわしいでしょう。
半磨きの頭で、銀の部分と黒の部分のコントラストが綺麗です。友裏の頭側も半磨きに仕上げられています。なしや台入れ 包み口 長さは尺台 尺台ですので、桐箱はありません。
朱雀(しゅじゃく)は圭三郎の作る鉋の中で安来鋼の白紙2号で作る内橋氏の品で問屋銘の製作数は少ないです。朱雀の名前は、桜の木の種類から取られた名前です。
朱雀は共裏金付きで、普通口、鉋台の角の面取りは無しの仕様、お好みで付けてください。桐箱付き削ろう会の薄削りにも使う方が多いです。
使用の時合わせてお使い下さい
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