TOPページ純三河白名倉 >このページ

名倉砥石の使い方

古来から名倉は天然砥石と組み合わせて刃物を研ぐ場合、早さ、切れ味、傷消しなどの用途に有効で重宝されています、時代的には戦国時代前から、純三河白名倉は産出され重宝されていました。

純三河白名倉の有効性は人造砥石でも同じ使い方ができます。名倉は単に砥汁を出すだけでなく複数の使い方があり、大工道具をはじめとする刃物類の研ぎ全般を補助するのです。

研ぎ方

どれか迷った時はとりあえずどれか一つをお選びください、名倉があると無いでは各段に違います。

名倉で砥石を擦った場合、密着すると吸い付いてしまいます、このような時は、名倉表面に釘などで碁盤目のように溝を彫り、天然砥石への吸い付きを防止します。

天然砥石に対しての使い方

人造砥石に対しての使い方

直接研ぐ砥石としての使い方

名倉で砥汁の出方

名倉、天然砥石の砥汁の出方

保管と保護

保管
どんな砥石でも同じですが、日差しが当たるところは避けます、そして逆に冬に寒すぎて水が凍るようなところ、どうしても作業場などで気温が下がる場合は、水分を良くふき取って保管します。そうすることにより、層がある名倉の層からの剥離から保護できます。
保護
名倉も砥石ですので吸水性があります、表面もそのままでは汚れますので、名倉表面をカシュウなどを塗って保護してください。層からの剥離も減らせます。

大工道具の曼陀羅屋について

大工道具、ご購入案内
↑ 開きます ↑