TOPページ鑿コーナー>向待鑿(のみ)販売ページ

向待鑿(のみ)販売ページ

ホゾ穴掘りや深い穴開けに威力を発揮するのが向待鑿で、刃先巾が口金まで同じ巾で出来ていますので、深い穴を加工できます。 この鑿で建具のホゾ穴を両側から開けて貫通穴として、ホゾが反対側に出てからクサビを締め込み抜けないようにしました。

機械の無い時代は木工のホゾ穴用の鑿で、主に建具職、家具職の方が使い、現在も技能検定を受ける為に揃えらます。

穂(刃)の甲の厚みは高めで幅の狭いサイズでも強い強度を保った品です。 追入より長めで一回り太い柄が付いていて握り易く、ガンガン叩けるようになっています(向待ノミの一般的な長さで製作)。

向待鑿4種類

向待鑿のサイズ1分刻で5分まで、それより大きくても6分ぐらいまでです。刃先から口金まで同じ巾で作るのがこの品の特徴ですので、形状的にそれ以上は無理です。現在この鑿を作れる職人が大変不足していますので、販売できる品がだいぶ限られています。

販売商品

のみ勝作、向待鑿

播州三木ののみ勝作、白紙2号鋼材。安価でお求めやすい価格帯。あまり使用しないが技能検定などで必要な方にも向きます。

  • 1分 10200円 在庫有
  • 2分 10200円 入荷未定
  • 3分 10200円 在庫有
  • 4分 11800円 入荷未定

大内作、向待鑿(おおうちさく)

正確な寸法に製作されていますので、ホゾ穴を開けるために最適な構造と形状をした作り、向待鑿に一番大事な側面の直線と断面が直角な精度が必要です。

  • 1分 14000円 在庫有
  • 1分5厘 入荷未定
  • 2分 入荷未定
  • 3分 入荷未定
  • 4分 14000円 在庫有
  • 5サイズ同値

向待鑿(のみ)構造

画像は善正作ですが、どのノミも同じような構造をしています


鑿(のみ)の巾よりも厚みが厚く、叩いても丈夫な構造です。

向待鑿の穂先の拡大

下端は、口金、コミの部分まで真っ直ぐに仕上がっていますので、奥まで正確に掘れる作りです。

向待鑿の側面

巾も同じように向待鑿(のみ)は口金、コミの部分まで同じ幅ですので深く掘る作業に適しています。1分幅の長いホゾで貫通穴を掘る事はないので、1分に関しては口金の付け根まで同じ幅で軸の部分を作る事はなく、口金付近になると幅をやや膨らませて、耐久性を上げる構造になります。

向待鑿の使い方

時代背景

それでも使われた場合の状況

現在の使い方

発展型の向待鑿



大工道具の曼陀羅屋について

店主は建具職人歴12年修行し独立して 無垢の家具製作と大工道具の販売の 二足のワラジを履いて25年以上になります。 長崎県佐世保市に実店舗を構え、ご来店の際には商品を手に取ってお買い求めできるようにしております。

詳しい案内
大工道具、ご購入案内

お急ぎ電話注文
TEL 0956-46-0903 出ない時 080-5247-6198

簡単メール注文
cbk99780@pop06.odn.ne.jp
件名に注文、本文に下記を記載
品名,住所,名前,TEL,支払方法(代引,銀行振込,カード)