曼陀羅屋TOP > 鉋コーナー >芳楽作鉋、燕
芳楽作鉋、燕
播州、三木 芳楽作「燕」。鋼材は30年以上前に製造された国産のツバメ鋼と言われる鋼を使っています。東郷0号のように硬く粘りのある鋼材で、炭素鋼系ではなく特殊鋼系にあたります。硬く粘りのある鋼材ですので硬い木、コグチ削り向きです。ハイスは使いたくないと言われる方には燕鋼あたりが良いと思います。
鋼が硬いと研ぐ時に力を入れてしいますが、返りが出そうになったら力は抜いて小さい返りを出す事を心がけます、それは燕鉋だけでなく一般的なことですが燕鋼では尚更です。返りが厚い時は仕上げ研ぎで返りが取れにくく、結果的に鉋に鋭い刃を付けられません。薄い返りは仕上げの研ぎで早く取れます。
販売を終了していましたが、少し鋼材が見つかりましたので販売再開しますが、燕鋼が無くなり次第販売終了します。
芳楽作鉋、燕の販売価格
白樫台の包口、標準的な八分勾配、紙箱入り。
お急ぎ電話注文
TEL 0956-46-0903 出ない時 080-5247-6198
燕鉋の各部
鉋頭は角の無い上品な作りをしており、全体磨きがかかっています、頭周りはヤスリ仕上げ。
鎚目を施してから磨きを入れていますので、燕の文字がくっきりと浮かび上がる仕上げの鉋となっています。
- 研ぎは研磨力が強く、砥石面の狂いが出難いセラミック系の砥石をお使いください、問題なく研ぐ事ができます。 硬い鋼だから鋭い刃が付かなない訳ではありません、この鉋は鋭い刃が持続する鉋です。
- 鍛冶屋さんにもこの鋼材は手持ちが少なく、持っている鍛冶屋も少ないそうです。
- 刃先が浅い角度いと燕鋼といえども欠けやすくなります、切れる鉋は刃先の角度も適切です、適切な角度とは、28度以上、硬い材種なら29度〜30度を必要とします。
新しい鉋の刃先角度は浅目ですので、少し刃先を起こしながら研ぎ、適切な角度に近づけて下さい。
鉋表には作者と、製作年月日がタガネ切りされています。
鉋のランクが上がりますと作者の名前や日付などが刻まれます。最近ではだれが作ったか分からない道具は使いたくなと言われる方もおられます。
関連商品
使用の時合わせてお使い下さい
鉋刃の裏の叩き出しに使用 や、裏金の耳の曲げ、大工道具全体の調整に使用。安価ですので早めに備えましょう。
金盤での裏押しの時刃を固定す。木の棒よりも安定して固定しますので、裏押しに集中できます。
鉋裏切れ時の叩き出し専用の工具、乱れやすい玄翁での叩きだしを直線的にサポート、刃を割り難くなります。
プレゼントコーナー
店主作の鉋仕込DVDなど1万円以上ご購入時に選択
大工道具の曼陀羅屋について
- 下記のご購入案内には、注文方法、所在地、連絡先などが記載されています。
- 店主は建具職人歴12年、その後独立して無垢の家具製作と大工道具の販売の二束のワラジを履いて25年以上になります。
- 実店舗を持ち、実際のご来店の方には商品を手に取って頂きお買い物ができるようしています。
Copyright (C)1999〜 大工道具の曼陀羅屋
All rights Reserved