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鉋の裏押し
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裏切れした刃先
研ぎを繰り返していくと鉋の刃先はじわじわ短くなっていきます。
ついには左の赤い点線まで短くなり、砥石で研ぎ上げた切れる所が無くなり裏切れ状態になります。
赤い線より短くなると裏透き部分にかかり、この部分は粗いので鋭利な刃先にはなりません。
裏透きの中は緩い曲面になっていますので、研いでも鉋の刃先は真っ直ぐにはなりません。
鋭利な刃が付かない、湾曲した刃先になる、この二点が起こると削る事が不可能になり裏押しを行います。
裏押しする刃
今回は下の画像の鉋の裏押しを行います。
刃の厚さは普通で、薄くもなく厚くもなく、透き具合の深さも標準的でしょう。
この刃の裏がどんな風に仕上がるかご覧ください。
ちなみにこの刃の裏押しは二回目です。
大工道具の曼陀羅屋について
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店主は建具職人歴12年、その後独立して無垢の家具製作と大工道具の販売の二束のワラジを履いて25年以上になります。
実店舗を持ち、実際のご来店の方には商品を手に取って頂きお買い物ができるようしています。
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