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鉞(マサカリ)
丸太の表面をはつる為の鉞(まさかりです)。機械がない時代に屋根の構造材の加工の時、必要最低下減構造材として加工するために使った大工道具が鉞(まさかり)です。
現在では鉞を使う必要はありませんが、丸太の風合い、手加工の風合いをだすために敢えて使う事があります。
首長と杣型があります、どちらかと言うと杣型が荒はつりに向いていて、首長型が仕上げに向いていますが、どちらの鉞も仕上と荒はつりに使えますのでお好みでお選びください。
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鉞の使い方と安全のポイント
- どちらの大工さんも鉞の扱いになれた方です、鉞の持ち方、構え方、足の置き方、二人とも一緒であることが確認できます。
- 鉞は腰をかがめて振り下ろすので足に当たる事はありませんが、足がよろめくと振り下ろされた重い鉞をかわせずに、運悪く位置が変わった足に当たる場合があります。
- 二人とも地下足袋を履き、丸太に足を密着させて足が滑らず、又、安定させていることがわかります。
- 振り下ろす際は鉞が入る方向に立ち、食い込んで抜ける際は、丸太の方向に振りぬきます。
- 柄は必要以上に長くない方が良いです。振りぬく際に手から長く出っ張った鉞の柄が、腕に当たり握る手を外そうとする動きをする場合があります。長すぎる柄は適度に短くします。
鉞の柄の入れ方
- 柄の入れ方で一番重要なのは柄を入れた後、使う時に鉞の頭が抜けないことが安全上重要です。想像しただけで怖いです。
- 鉞が柄から抜けなくする最善の方法は、画像のように切り欠きを作っておき、柄を通して切り欠きに鉞のヒツの輪の部分を引っかけた後に切り欠きから外れないようにクサビを打ち込みます。
- クサビをは外側から入れる人が多いようです。クサビは場合によっては、外側と内側から二本入れる方もいます。
- 柄の長さについては、無駄に長くすると危険です。 鉞を振りぬく時に、手元の長すぎる先端が手首に当たる恐れがあります。
- 斧を使用するときは、滑り止めのゴムグリップが付いた手袋を使用すると柄がすり抜けず安全です。
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