この繰小刀は粘のある青紙鋼を使用し、欠け難く、価格の割に高い切れ味を持っています。刃長130ミリ 刃元巾21ミリ、柄の長さ120ミリ 安来鋼、青紙 柄、朴(ほお)。
先端が細く、大工道具の中ではかなり小さい曲面まで削り込む事ができる小刀です。長年、当工房でも使っていますが、欠け難く、扱いやすい繰り小刀で鞘、柄には、朴材が使用してあります。
他の有名な家具工房にも何箇所か納品していますが、同じ物のリピートが良く来る小刀です。
越堂鞘付繰小刀の販売価格
円の内側などえぐって使う刃物です、小さい面取り作業や三次元的な削り出しには欠かせない大工道具です。
緩いカーブは反台鉋などを使いますが、それより小さい曲面は南京鉋で削ります。しかしそれより小さい曲面は鉋では削る事が出来ず、この繰り小刀を使います。
切れる部分が長く先端は繊細な切削に手元付近は重切削にと使い分けられます。
画像内の定規を参考にしてください、寸法はレンズの加減で若干変わりますがご了承下さい。繰小刀として一般的で標準的な寸法で製作されています。
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