小鉋、霽月は2019年に3代目千代鶴貞秀を襲名した森田直樹氏の小鉋専用の銘。
霽月(せいげつ)とは雨上がりの澄みきった空に浮かぶ月という意味で、さわやかな感じをイメージして命名したと本人から話を伺っています。
霽月は襲名を期に新たな気持ちで製作に挑む気持ちが伺える銘です。
千代鶴貞秀作の寸8よりもだいぶお安い金額、寸8は買えないけど千代鶴の鉋が欲しい方にも。
小鉋、霽月(せいげつ)の販売価格
上面を鉄の焼けた黒青色にしているのは晴天の夜を、月の刻印が丸くデザインされ、澄み切った広い夜空の中の月をイメージしています。裏側は磨き仕上げに今までと同じで、貞秀の正当な後継者である事を表す定番の丸い枠取りの刻印が入っています。画像は54mm。
貞秀氏本人が作る小鉋用の共裏金で、耳の部分を曲げずに厚くなっている手間のかかる作り。鉋鍛冶でこの作りの小さな共裏を作るのは貞秀氏ぐらいでしょう。
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