機械が使えない小さい部品の加工、三次元曲面の部品製作などには小さい細工鉋が便利。
善正作の細工鉋は見かけの作りではなく、小さくても丁寧な鉋の作りがしてあります。青紙鋼使用ので耐久力もあり、曲面の削りだしなど、時間をかけて削り上げてていく作業には最適です。白紙鋼より粘りのある日立金属安楽鋼、青紙を使用
問屋銘「善正」 刃巾18ミリ 台巾2.8センチ 台長さ8.5センチ
平、際右、際左、平反、内丸、外丸、四方反、内丸反、8丁組は桐箱はサービス、単品販売もあります。削ろう会会報でも紹介された小森小鉋製作所製の刃を使っています。
画像左より 平、平反、四方反、外丸、内丸反、内丸、右際、左際
内丸、内丸反の半径は20ミリRほどですので、削れる大きさは半径20ミリ以下になります
これはヒバの楕円の丸棒を細工平鉋で仕上げ削りしている使用例の画像です。
小さいので少しずつ何回も削りこんでいく作業には小ぶりな作りは疲れにくく、形状を見ながら長く削る作業に向いています。
軽く握りますので台の減りも少ない特徴があり、研ぎ面も小さいので短い時間で研ぎあがります。私は平の細工鉋を使い緩く反らせて台の下端を作り、玄能の柄の仕込用にも使用しています。
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