刀守(たちもり)作の墨流し模様の繰り小刀の、共柄作りを鞘付にした品で、刃の長さは11.5p刃の根本の幅は18ミリ、鞘に納めた全体の長さは17.3pです。鞘は朴(ほお)の材料をです。
繰り小刀は荒く削る時は根本部分を使い、曲線や繊細な削りを行う時は先端の方を使います。荒く削る時先端を使いますと、折れる原因になりますのでご注意ください。削る部分を使い分けると研ぐ回数も減らせます。
刀守作鞘付墨流繰小刀の販売価格
積層鋼を使っていますので表面に墨流(すみながし)しと呼ばれる線状の模様が入っていますし、墨流しの積層鋼は違う材料を鍛接して張り合わせ、その部分をハンマーで更に鍛造する事により地金を波打たせその部分を削りだす事により模様を作り出していてその模様は鎬面にも入っています。
鞘付は安全に保管でき、防錆の効果があります。楕円の鞘は手首を返したとき力が入りやす形状ともいえます。
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