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刀守作、四方反鉋
刀守作、四方反鉋 刀守(たちもり)作の四方反り鉋は椅子の座面掘りや器の皿掘りなどに使う鉋です。 裏金も付いていますので、木目に逆らって削っても裏金をしっかり締め込めば逆目が止まります。私も使っていますが、仕込み易く使い勝手の良い四方反り鉋です。
刀守の鋼は粘りのある青紙を使用していますので、四方反り鉋を使い形状を削り出す場合など削る量が多い時も長切れします。
更に小さいサイズは当店の細工四方反鉋をお買い求め下さい。販売は、現在職人不足で入荷に時間がかかります、お早目の予約をお願いします。
刀守作、四方反鉋の販売価格
- 刃巾36mm 19700円 在庫有
- 刃巾42mm 21800円 在庫有
- 多忙で直ぐ使いは行っていません
大工道具の使える店主と、新潟の削ろう会で大鉋の使える問屋さんとの間で話合って選んだ鍛冶屋と台屋が作り出した品物です。四方反り面の均一さ、刃の持ちの良さを気に入って頂けると思います。
お急ぎ電話注文
TEL 0956-46-0903 出ない時 080-5247-6198
四方反鉋の台の長さ
四方反り鉋のサイズは3種類用意しています、作業に合せてお選び下さい。裏金も鋼付きを入れており、安価な全鋼製ではありません。
- 刃巾36mm 台の長さ14.5cm
- 刃巾42mm 台の長さ16.0cm
- 刃巾48mm 台の長さ17.5cm
研ぎ方
四方反鉋の研ぎは、硬い砥石は使わず、柔らかいキングデラックス#1000などを使い研ぎます。理由は硬い砥石では四方反り鉋の丸い刃先の丸い形が狂いやすいからです、柔らかい砥石なら砥石面が減って刃先の形に合いやすいのです。
- 最初に粗い砥石の側面や角を使い、キングデラックスの表面に真っ直ぐな雨樋のような溝を作っておきます。 この時、四方反り鉋の刃の形に溝をある程度合わせると、溝と刃の形が合いやすくなります。
- 丸い曲線の四方反鉋の刃は溝の中で、右側、中心、左側と、ずらしながら少しづつ研ぐと、自然に砥石面と刃先の形状が同じになっていきます。 形が合ってしまうと早く刃が研げます。
- 研儀の途中で砥石の前後を入れ替えて研ぐと、左右対称の丸い溝になります。
適当な粗砥石が無い場合は、溝を最初に作らずに平面の砥石から研ぐ場合も、砥石中央に真っすぐな縦線があると仮定して、その線上で右側、中心、左側と、ずらしながら少しづつ研ぎ、雨樋のような溝を時間をかけて作ります。
いずれにせよ、雨樋のようなU溝がある砥石を作る方が、結果的に効率的に研ぎができるでしょう。
プレゼントコーナー
店主作の鉋仕込DVDなど1万円以上ご購入時に選択
大工道具の曼陀羅屋について
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