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一般的な胴付(導突)鋸の刃の厚みは通常の0.3mm(鋸身の鋼)に対し、更に薄い0.2mmの厚みで、繊細な組子などの作業に向く品。
厚みが薄くなるため強度が落ちる事を全体的に小型にして補い、一般的な胴付鋸と比較して刃の長さが240mmが210mm、刃の幅が65mmが55mmに、柄の長さも短くなり全体的に小型な作り。
巾が狭い為に倒れにくく、最初の切り込みで安定感があり、加工の出来を左右する切り込み時に倒れにくい胴付鋸。
0.2mmの極薄の刃は繊細な作業に特化した作りで大工道具を使う技能検定にも向く品。
柄付きには、埃や錆止めにもなるチャック付の透明のビニールケースがついています。
組子用胴付鋸の販売価格
画像は210mm
0.2mmの厚み
厚みが薄いと精密な作業ができるますが刃先への力の負担は増えます、組子は一般的に針葉樹で大丈夫ですが、硬木の加工では刃先を損傷する可能性が高まります、1本の刃を折ると次々に折った刃の上を通った刃も欠けて行き、その鋸刃は使えなくなります。
一般的な胴付鋸は0.3mmで、私も建具職人時代は0.3mmの鋸を使用していました、手挽で45度の留めを挽いて、四方を留めとし組み立てても隙間なく組みあがりますので、一般的には0.3mmの品で十分であります。
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外丸鑿