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刃先角度定規
鉋、鑿などの大工道具の刃先角度を確認する角度定規です。
大工道具には適切な刃先の角度があります、切れない時や切れ止みが早い場合は刃先の角度が浅い可能性があります。あなたの大工道具の刃先は何度か答えられますか?
この刃先角度定規はコンピューター制御のNCルーターで製作してあり、精度は高く信頼性があります。
1度刻みで確度が掘りこんであり、差し込むだけで現在の角度が把握できます。
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刃先角度定規の使い方
- 1度刻みで刃先を差し込む切り欠きが並んでいます。
- 差し混んだ時に密着する切り欠きの横の数字がその刃物の刃先角度です。
- 鉋や鑿には裏透きがありまますので、裏透きが無い部分を差し込んで下さい。
- アクリル製の定規ですので、刃先を痛めませんが、踏んでしまうと割れる可能性がありますので、ご注意ください。
大工道具の刃先角度について
- 当店には大工道具が切れないと言われるお客様がよく来られます。その原因が刃先の角度の場合が多々あります。
- 刃先角度が適切な角度以上の場合は欠けないので良いのですが、角度が低い場合はいくら鋭利に研いでも直ぐに欠けて切れ止むのです。刃先角度定規で自分の大工道具の刃先角度を把握する事が重要なのです。
- ましてや節は尚更欠けるのは当たり前です。杉でも節はコグチです、節はコグチ以上に硬いのです。
- また、刃先角度が低い場合は、鉋や鑿の鎬面(研ぎ面)の面積が広がり、刃物の研ぎに時間が長くかかるため、刃先角度が低い場合、良い事はありません。
鉋の場合
- 鉋の刃先角度は基本的に29度ぐらいが最適です。この角度であれば、杉のシラタを削りその先の節を削り更にシラタを削り続ける事ができます。節で欠けませんので、その先のシラタを削っても筋はたちません。
- もし安価な鉋で上手く行かない場合はもう少し角度を立てると改善する場合があります。
- 楢材など硬い木材の場合も刃先角度を上げても長切れを改善できる場合があります。
- 新品の鉋の刃先角度は、鍛冶屋が作った鉋を研ぎ屋が裏だしをする場合が多く、裏出しをしやすくするために刃先の角度が浅い場合があります。
- 杉のシラタが切れない場合、それは角度以外に、鋭利に研いだつもりでも実際は鋭利になっていない場合があります。
- 私の場合、使い捨て刃の超仕上鉋盤の杉のシラタの艶に負けないように研ぐ時間は、切れ止んでから仕上研ぎが完了するまで、わずか5分です!来店されたお客さんにはいつも刃先角度定規を当てて見せて頂いています。
- 節が切れても艶が上がらない場合は、刃先の角度ではなく、鋭利さの問題があります。長く研いでも砥石を何本も使っても上手く艶が上がらないのは鋭利になっていないのです。
- 下記の画像を見てください、節を削った後でもシラタが光っていますし、筋が立っていません。
硬い木の場合は、それに適した鋼で良く鍛えられた鉋を適切な刃先の角度で研ぎ上げます。 硬い木、柔らかい木には、それに合った角度や砥石を探す必要もあります。
鑿の場合
- 叩く鑿の場合、刃先の角度は30度ほどで研ぎます。差す鑿であれば、叩く鑿の場合、叩く鑿のような衝撃がありませんので幾分低い角度で研ぎます。
- 叩いた時に鑿の入りが良いように、全体を浅く研ぎ、刃先だけ欠けない角度で二段研ぎにする方もいます、その時に、入りが良いように、刃先を油壷につけて、抵抗を軽減して、コグチのめくれを防せぎます。
- 鑿でも鉋でも新品の角度は理想の角度になっていない場合が、多く、角度が高い場もあれば、低い場合もあります、また、刃先に刃がついていない品もあります。
- 刃先角度定規を使い、あなたの理想の角度を作り出して下さい。
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