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鉋を研ぐ時の持ち方

右手の持ち方

• 鉋を研ぐ時、右手は人差し指と中指で刃先付近を押さえるように鉋刃に力をかけます。
• 下記画像のように親指で左側を、薬指と小指で右側を押さえて同時に持ち上げ気味にして持ちます。

裏側から見たところ

• 右手は親指、薬指、小指で左右から挟んでいる事が見えます、これなら鉋刃がぶれることなく研ぎの工程を進められます。
• 画像で見て分かるように鉋刃がすっぽりと右手の中に覆いかぶさり安定した持ち方になっているのが確認できます。
• 刃が研ぎ減って丈が短くなったころには、あなたはこの鉋刃の研ぎに慣れて丈が短くなっても上手に鉋を研げます。

左手の持ち方

• 主に左手の中指で力を入れ人差し指をやや後方に置いて力を入れます、左手の持ち方はその方によっても少し変わっていきます。
• 親指は下から鉋刃を持ち上げるようにして下から支え、他の指は折り曲げておきます。
• 研ぎ減った刃を支える時は親指の位置を手前に変えます。

当てる位置

• それと持った時の鉋刃を押さえる指の位置も大事です、指の位置が悪いと刃先角度が変わりやすくなり、研いでも切れる刃になり難くなります。
• 鉋を押さえる位置でもあなたの研ぎ方が上手くなるかを左右するのです。
• 最初は黄色い線ぐらいで押さえます、先を押さえる事で、硬い鋼を下ろしやすくするのです。後方を押さえると柔らかい地金ばかり研げて、結果的に時間ばかりかかってしまいます。
• 黄色い線の付近に指を当てるところ赤い線の位置に指を当てると、気づかないと切れる角度から、欠けやすい浅い角度になっってしまいます。
• いかに指を当てる位置が重要かも分かってきますね。