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二丁白柿(白引)
大工道具を使う職人の中でも建具氏が組子の割り込みなどに使う専用の白柿が二丁白柿です。
この二丁白柿は丈夫に作ってあり歪み難くなっています。刃の厚みが薄いと先の巾が決まらず罫書いた時に線が歪んだりします、薄いばかりが良いとは限りません。
私は大工道具を使う建具職人を12年ほど経験しましたので、この品は使ってみて良い品だと思います。
白書、白柿、白引はどれも同じ道具をさし、同じ大工道具産地や地方によって書き方が変わります。また、呼び方も、しらがき、しろかき、しろひきと呼び方も様々です。
腰方二丁白柿の販売価格
腰片タイプで、右用の白柿が二本組み合わされて見えるタイプ で、二枚の刃の間隔がより狭くセット出来ます。
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使い方
- ネジで刃先巾を組子の巾に合せて使いますが、組子の巾の種類分本数を用意し、一度合わせればその巾を変える事はあまりしません。
- 巾が決まると、蝶ネジ側に真鋳ネジを寄せて刃の間隔を固定します。自分たちは刃先付近に木の欠片を入れて間隔がずれないようにしていました。腰方は白柿(白引)の右が二枚重なったような形でより狭い間隔を必要とする時に使います。
二丁白柿(白引)の研ぎ方
- まず、先の方のネジをすべて取り外します。
- 左右の白柿の連結部分のリベットを支点にして、少し回転させて左右をずらし片方づつ研ぎます。
- 白柿(白引)の刃が同じ長さになるように調整して研ぎます。
- 定規に当たる内側の刃を先端の尖りだけ残し、その他の部分は定規に当たる裏透き側から砥石で面を取りおして、定規で削れないようにします。外側の刃は
普通に研ぎます。
- 白柿(白引)を使ってみて左右どちらかに引っ張られる時は、引っ張られる側の刃が高く抵抗があるので、その方を研ぎ減らします。少しづつ研いで微調整してください。
プレゼントコーナー
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