國慶作本突鑿(くにけいさく、ほんつきのみ)の8分と一寸六分の二本組での販売になります。寸六は面取、8分は鎬造りで柄は現在では希少性の高い鉄刀木(たがやさん)で作られています。大工道具の中では一生買い替える事がないかもしれないのが本突鑿、良い品を買っておくのも選択だと思います。
この本突鑿は國慶さんが亡くなる少し前に、ご本人が問屋さんに持って来られた鑿で、最後まで手元に置いておられた愛着のある組鑿です。
箱書きには、別打、翔龍本突鑿、越後三条住人 三代 国慶作と描かれてあります。
鑿の穂(刃)と軸に軸の周りをとり巻くように、龍の鱗を現した槌目が入っています。龍が天に登っているイメージで翔龍の名前が付いています。
作られてから時間が経過していますので、裏透きの磨き直しなどが行われています。
桐箱も時間の経過が見られます。
國慶作本突鑿二本組の販売価格
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