TOPページ鑿コーナー >このページ

鑿についての質問と回答

質問、善正の鑿の柄にかけてあるのは、蝋でしょうか?

一つお聞きしたかったのですが、今回買いました善正の鑿の柄にかけてあるのは蝋でしょうか?
持っている他の鑿に蝋が塗ってあるのですが、ある程度使用していますと、柄にかけてある蝋のつやが消えてしまいますが、その場合、もう一度蝋を塗ってやった方がよいのかどうか?
た、蝋も種類があるようですが、柄には何蝋がよいのか、教えて頂けないでしょうか?


回答

お問い合わせの件ですが、鑿の柄に塗ってあるのは蝋です。本来なら、何も塗らない方が手がすべらずに良いのですが、お客様の手元にお届けするまでの汚れを防ぐため、蝋を塗るのです。
ニスのような物を塗ってある物もありますが、使ってもなかなかはがれずすべってしっかり握れません。ですから曼陀羅屋の鑿は全て、はがれやすい蝋にしてもらっているのです。
汚れやすいですが、気にされずにはがれたままお使いください。又、何かご質問ありましたらご連絡ください。よろしくお願い致します。 

質問、鎬鑿ってどんなのを選べば?蟻とかの・・・?

回答
鎬鑿については蟻やダブテールの加工に使われると思いますので、曼陀羅屋の埋め木鑿がお勧め、側面の角が尖っているのってなかなかありません。
サイズは6ミリ、9ミリ、12ミリがあれば大丈夫です、それより大きいサイズは側面の角度が低くなります。つまり鑿断面の三角形の頂点が低くなり、刃先角が欠けやすくなります。
追い入れ鑿で入らない部分を鎬鑿つまり、埋め木鑿で取れば良いです。鎬鑿で10本組を揃える場合は、幅が広いサイズは無理しないように使わなくてはなりません。  

質問、三つ裏と、普通の裏は具体的にどう違うのでしょうか?

回答
当曼陀羅屋のラインナップに三つ裏が無いのは、意匠的な部分が強く実用的とは言いがたい部分があるからです。
それでも利点は巾の広い鑿で鑿の巾以下の狭い材料を突く場合、一枚裏のように浮いている部分が無く安定して突ける利点です。欠点は、裏の平面部分が、裏押しするほど広くなり、裏押しがし難くなり裏透きが早くなくなる点です。
一枚裏のように浮いている部分が無く、安定して突ける利点は狭い材料ならその材料の巾に合った鑿を使えば良いので一枚裏でも良いと思います。三つ裏、一枚裏と比べると、一枚裏の方が使い勝手が良い鑿と言えますね、値段も安くなりますし、、、、
ご職業が大工さんであれば、コバの尖った追い入れ鑿は一般的な埋め木鑿(鎬作り、添付画像、画像は磨きです)が良いと思います。
大工さんは家具製作などよりも強く叩きますし、端が綺麗に取れると言う利点はありますが、その分確かに大工さんの使いでは弱くなり気を使いますよ
一枚裏と、コバをと尖らせない分のご予算で浮いた分を使いコバを尖らせた埋め木追い入れ鑿4分を足されたらいかがでしょう??

質問、青紙の鑿と白紙の鑿はどちらが良いか?

回答
一般的に鑿は白紙で良いとなっています。それは鉋のように持続的に磨耗が起きないためです。ただ、青紙の方が粘り強い事は間違いなく、硬い木を使う方は青を使う方も多いです。一般的に白紙より研ぎに時間がかかると言われる青紙も最近の人造砥石の技術向上により、研ぎにくい事はあり得ません。 

質問、木工作業で追い入れ鑿と木成平待鑿はどちらが良いか?

回答
追い入れ鑿は小ぶりで取り回しが良く、短く薄鑿、木成よtり太い作りは、ガンガン叩いて使う仕事に向いていますね。
長い木成平待鑿は裏が平坦で定規面になり、深く平面を差すには重宝しますし、追い入れより長めで太目の柄は持ちやすく疲れません。
例えばホゾ穴を手加工で掘る時はまず、追い入れでガンガン荒掘りし仕上げに平待鑿を使います。
手で差してもいいし、堅木の場合は叩いても使えます。 


当曼陀羅屋の鑿の販売ページはこちらから → 鑿コーナー


鑿の保管

プレゼントコーナー

大工道具プレゼント

店主作の鉋仕込DVDなど1万円以上ご購入時に選択

大工道具の曼陀羅屋について

大工道具、ご購入案内
↑ 開きます ↑