一般的プロ用鉋は買って直ぐに削れる訳ではなく、買った方が自分で調整して使えるようにします。
直ぐ使い鉋とは鉋の調整まで行われて販売されている鉋で、届いたその場で削れる品です。
このページは当方に直ぐ使いを依頼される方への説明ページです。
店主は建具職を経て家具職人に転身し30有余年、現在それと同時に大工道具を販売して25年以上になり、鉋を使って30年以上のキャリアがあります。自ら鍛冶屋に足を運び又削ろう会にも毎回参加しています。
直ぐ使いを行う工程で鎬を研ぎます、その際に鉋の片研ぎを修正する事がありますが、完全に研ぎ面を揃えると刃先の角度が浅くなったりしますので、赤丸の部分のように残す場合がありますがご了承下さい。
研ぎ残った部分は、使っていき、鉋刃の研ぎを重ねる度に少なくなっていきます、修正の時に残っても問題はありません。
鎬面の研ぎです、研ぎ上げたあとは地金の模様が透き通るように見え、上の蛍光灯の光の反射に歪みがなく、真っ直ぐ研ぎ上げている事が分かります。私が研いだ鉋刃はすべて鎬がこのように研がれます。
裏押しの画像です、仕上げ一つ前の段階で鏡面になっており、鉋5枚とも刃先までダレる事無く押されているのが分かります、このあと、天然砥石で仕上げます。
研ぎの作業をする研ぎ場です、研ぎは直ぐ使い鉋の加工の半分をしめる大事な作業です、良い仕事が出来るように環境は整えています。
直ぐ使いの作業が終わって出来上がった鉋です、最終的には表面も一削りして汚れなど無いように完成させます、一見どこをやったのかなと思われるかも、でも全ても工程を完了させています。
試し削りです、節も削っています、この部分は抜け落ちていますが、節の後も切れる状態にあるのが鉋屑から分かると思います。研ぎ、仕込みを確実に行わないと、ここまで切れません。
台の調整をしているところです、この作業でねじれ、透き取、必要な部分が当たっているかを確認しています。
毎日直ぐ使いの鉋調整を行い、台の調整をしています、削りのための方程式は出来上がっています。
店主の薄削りです、これでデジタルシックネスゲージを使い測定すると5ミクロンほどの厚さの屑が出ています。精密に仕込めばここまで削れる技術を店主は持ち合わせており、その技術を直ぐ使い鉋に取り入れています。
大工道具の曼陀羅屋について
店主は建具職人歴12年修行し独立して 無垢の家具製作と大工道具の販売の 二足のワラジを履いて25年以上になります。 長崎県佐世保市に実店舗を構え、ご来店の際には商品を手に取ってお買い求めできるようにしております。
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