曼陀羅屋の店主は木工歴30年以上ので、鑿の使い方も教える事の出来るキャリアを持っています。店主が鑿を使うシーンを画像を交えて説明していきます。叩いて、又は差して、それぞれの使い方も説明します。
木成平待鑿による継ぎ手の精密加工、フェンスになる木を固定しその面に沿わせて鑿を落としています。残りの1ミリは仕上線に角材を固定し、角材の面を定規にして鑿で綺麗に継ぎ手面を仕上げます。木目に沿ってノミを落としますので厚み1ミリぐらいは、ノミ一差しで落とせますが丁寧に仕上げるなら、0.5ミリぐらいずつノミを差します。この方法は、鑿を上手く真っ直ぐ落とせない方にも有効です。裏は正確な平面に裏押ししなければ加工面は平面に仕上がりません。
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