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元寿舟弘作墨流追入鑿15本組
瑞宝単光章 (ずいほうたんこうしょう)受賞の鑿鍛冶、元寿舟弘の15本組の技の集大成とも言える渾身の作品。
火造りする前に積層材の地金を幾度となく叩き、流れるような木目や玉杢の模様を浮かび上げた美しい仕上がりの鑿です。
見るだけで引き込まれる美しさ、扇型の桐箱に納められており晴れやかさも増します。
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墨流について
- 地金に違う金属を何層も重ね合わせてあり、削り出した時に縞模様や木目が出る技法を墨流しと言います。
- 単に重ねただけでは複雑な模様は出ません。幾度となく叩いた後に削り出すことで一度平面に戻します。
- その材料を使い鑿としての成型が済んでから研ぎ出すと、ようやく見事な墨流しの模様が浮かび上がってきます。
- 通常の鑿の作り方と違い、鑿の形を作る前の段階で二手間、三手間かかるため高価な鑿となります。
- 幅が狭くなると玉木模様から流れるような模様に変わっていきます。
鑿の軸
軸の部分も積層になっており、炉で熱して柔らかくなった時に軸を捻じりあげて、らせん模様を出しています。
穂から、らせん模様がつながり、軸に流れるような縞模様がに全体的に現れています。
三ツ裏
- 文一般的な鑿の裏透きは一つなのですが、この鑿は幅に応じて裏透きの数が変わります。
- 商品名の表記に三ツ裏となっていますが、幅が狭いサイズでは三枚の裏透きを入れられませんので、幅に応じた数になります。
- 1分から4分までは裏透きが一枚、5分から8分までは二枚、それ以上は三枚になります。
槌目の口金と下がり輪
柔らかい品のある槌目で仕上げてあります。
黒檀柄
扇型の桐箱
特注の15本組の桐箱は扇型で優雅に弧を描き15本の鑿が広がっています。扇の枠の曲がりの部分は積層になっていて木目が切れることがないため割れることはありません。
鑿の関連商品
使用の時合わせてお使い下さい
一個あれば全サイズの鑿の下がり輪(カツラ)が傷を付けずに簡単に外せます。
破れにくい皮鑿巻で刃先が欠けないように守り、一目でどのサイズが分かります。
全サイズのノミに使えます。下り輪打は是非お買い上げ下さい、楽に打ち下げる事ができます。
プレゼントコーナー
店主作の鉋仕込DVDなど1万円以上ご購入時に選択
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