一口に鉋がけと言っても平面や曲面も削りますし、硬い木も削ります。削ろう会のような柔らかめの木を薄く削ったりもします。木目に沿って削ったり、コグチを削ることも有ります。
色々な木、そこに鉋を使う場面があります。このページでは鉋を使う色々なシーンを画像を交えて紹介いたします。
下記の画像は店主がテーブルの天板を鉋で削って仕上げているシーンです。巾が1.2メートルありますので、中央部を削る時にはかなり腰に負担のかかる削り方です。硬い木を削るときには鉋の調整を充分にして切削抵抗をできるだけ下げるようにします。
いかに手鉋で仕上げる量を少なくするかも体に負担をかけないコツでもあります。起きた坂目を手鉋で取るのではなく、坂目を起こさないように機械鉋で削っておくことも大事なのです。綺麗に削れている表面であれば削る量も少なくてすむのです。
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