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大杉板の表情
この大杉をトラックから四人がかりで降ろしました。一瞬見た表情は屋久杉、、、、と思うような側面の木肌と表面の木目の表情。
右側コグチの年輪は、3ミリ間隔ぐらいで相当の年数が経った大杉です。
左側のコグチはコバからそのまま樹肌が回り込んでいます、このあたりで大きく二股に分かれていたようです。
そのため大きな節が左側に見え他にも何箇所も節がありますが、この節を鉋で削って上手く表情を高めたいと思います。
捻れは2.5センチなのでそのまま手鉋で削ると相当の労力が必要です。
電気鉋を使えば深く逆目が起きるため、それを直すのに手鉋でかなり削らなくてはならず、二度手間がかかります。
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