TOPページ>鑿コーナー>底さらいのみ>底さらいのみの研ぎ方
研ぎにくい底さらいの研ぎ方の説明です、本体を持って研いでは幅の狭い鑿と同じで研ぐ面積が狭すぎ、それに対して柄が長いので、振られて研げませんのでソコさらえの方は動かさず、砥石の方を動かした方が上手く研げます。
底さらいは鋭利な刃は付けなくて良いので、1000番程度の中砥石のコッパを使えば良い。
ただキング1000番のような柔らかい砥石では変形が早いので、そのまま研ぐと研ぎ面もゆがんでしまいます。
早めに修正して使うか、セラミック系の硬い砥石を使った方が良いです、セラミック系の砥石は先に水に漬けておき、研ぎの時の目詰まりを防ぎます。
研ぎ面は狭く直ぐに研ぎ上がります、それと刃を付ける部分は狭いので研ぎ過ぎると直ぐになくなりますので、刃先を観察しながら、最低限研ぎましょう。底の部分は硬い木の側面の面に底さらえの面を合わせ、砥石で、硬い木に沿って擦って研いでください。
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