反鉋(そりかんな)は平面を削る鉋とは違い下面が反っていて凹んだ部分の削りに使います。局面を削る事も多く刃口に厚み3mmの真鍮(しんちゅう)を埋め込んで耐久力のある台にしています。
真鍮埋めの刃口は負担がかからず台直しの頻度も減ります。真鍮を削り出し隙間なく埋める加工は現在曼陀羅屋の店主が行っています。
反鉋は連続的に削りながら造形したり曲面を削り出しますので比較的小さいサイズに作ってあります。この品は発送前に鉋台の反りの部分を狂いを取って綺麗な反りにしてからお届けしています。
刀守作反鉋の販売価格
刀守(たちもり)日立金属安来鋼青紙1号を使用した刃を使用しています。鉋刃幅36mm下面には真鍮の3mmを埋め込み連続的に長く削る反り鉋の耐久力を上げています。又、例えすり減っても当店の機械で真鍮と反り鉋の台の部分を一緒に修正して綺麗な下端に直せます。画像をクリックすると拡大します。
真鍮の削り出しでコッパ返しまで角度を付けてフライス盤で削り出しています。
曼陀羅屋店主が大工道具に真鍮を埋める機械です。本来家具工房ですので反り鉋を加工する機械は揃っています。この二台は金属を加工するために専用の部屋に設置しています。画像をクリックすると拡大します。
使用の時合わせてお使い下さい
Copyright (C)1999〜 大工道具の曼陀羅屋
All rights Reserved