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金床
金床は鉋の裏だし、裏金の耳曲げには欠かせない工具で、大工道具のさまざまな調整に無くてはならない物ですので、ぜひ手元に据え付けて下さい。
この金床は片方の上が丸く加工してあり、鉋の叩き出しの時に裏透きに密着し、割れる事を防止する役割を持っています。 又、鋸のアサリ出しが出来るように浅く面を取ってあり、使い勝手が良く考えられています。固定用の穴有りますので、叩いた振動で動かないように固定できます。
類似品にレール床もありますが、大工道具に対しての金床の使い方に適していません、角を丸くする加工はされておりませんのでご注意ください。
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金床の販売
- 金床は重い商品ですが、送料は同一区分で変わりません。
- 又、他の商品を破損させないように梱包して金床の販売をしています。
設置と固定
設置
- 金床の設置は大変重要な事です、設置が悪いと叩く物に対して効きが悪いのです。
- まず設置場所はいずれの用途にしても、叩いた時に効きが良いように、硬い台の上や薄い場合は下に柱などがある場所を選びます。
- 設置場所が無い場合は、大きい梁や桁の端材に固定し、金床を使う時に硬い床の上に設置します。
固定
- 金床本体の下には四隅に穴があります、ここにビスなどを締め込み設置場所に必ず固定します。
- 固定しないと叩いた衝撃で金床が移動し、連続で叩いた時に、確実にピンポイントで叩けないからです。
使い方
金床の用途
- 鉋刃の叩き出し
- 裏金の耳の叩き曲げ
- 釘の頭のつぶしや鋸のあさり出し
- その他の金属の曲げ、叩き伸ばしなど。
鉋裏金の耳曲げ
- 鉋の裏金の耳は、平面でない鉋裏側と裏金を合わせた時密着させるために、がたつきを取るために重要です。
- 画像の裏金は厚くない物ですが、厚い裏金はしっかり抑えなければ跳ね返って危ないです。
- 金床に置いて耳の外側を叩くと跳ね返りやすく上手く力が伝わりません、意外と内側を叩く方がよく曲がります、内側を叩く使い方をしてください。
- 又、裏金の耳を両側多く叩いて立てたり、沈めたりして、裏金の締まり具合の硬さも調整できる。
- 金床に分度器などで、曲げる角度を記しすれば、両側とも同じように曲げることができる。
鉋刃の叩き出し
- 叩き出しの時は金床の丸い部分を使い、裏が浮かないようにして叩かなければならない。
- 鉋の裏が金床から浮いてしまうと割れてしまうので、叩き出しの時にガチャガチャと音がしない使い方をして、タン、タン、タンと言う音が出るように叩く。
- 薄鑿などはピンポイントで叩き出しも出来ますが、幅の狭い鑿では使えません、又、追い入れ鑿などは刃先の角度が 立っていますので、叩いた場合滑りやすく、そして出にくいので、追い入れ鑿を叩き出すような金床の使い方はしません。
- 振動で動かないように金床には穴が開いていますので、固定する事をお勧めします。
- 正しい金床の使い方をすれば割れる事もなく、効率的に叩き出しが行えます。
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使用の時合わせてお使い下さい
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プレゼントコーナー
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