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大工道具用の裏押し金盤
大工道具の多くは基本的に片刃で出来ており裏透きが入れてあります。新品や裏が無くなった場合は必ず裏押しが必要です。一般的な金盤では鉋の裏押しの際に押し棒を当て体重をかけると、いつの間にか曲がってしまう事もありますが、この金盤は体重をかけても曲がり難い厚さがあります。
この金盤の最終仕上げは、精密研磨機により信頼のできる平面精度があり大工道具の裏押しには最適です。
プレゼント
販売する金盤には、裏押し用のGC粉末#1000が30gが付属します。使い方は金剛砂と同じです。GC#1000の使用後は、仕上砥石だけで十分に切れ味を発揮。
- GC#1000の方が金盤が減り難い
- 大工道具の裏に深い傷が付き難くい
- 金剛砂より強い研磨力
- 30g付属で直ぐには使い切らなと思います。
巾75mm、長さ255mm、厚み11.5mm
まずは1本買って後に修正に出した時もう1本買う方など
巾90mm、長さ340mm、厚み11.5mm
広い刃物やストロークを長く使う方。ストロークを短く前後二か所に分け、平面精度保ちたい方。
画像他と同等
巾150mm、長さ340mm、厚み11.5mm
5寸鉋などに
巾75mm×長さ255mm、厚み24.5mm
絶対的に曲がりません。
巾90mm×長さ340mm、厚み24.5mm
絶対的に曲がりません。
画像他と同等
巾150mm、長さ340mm、厚み24.5mm
5寸鉋などに
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TEL 0956-46-0903 出ない時 080-5247-6198
金盤の使い方や注意点など
- 金盤の特性を知り、使い方を覚えてください、鉋や鑿の裏は一度研ぎ崩れると元に戻し難いものです、下記の事項を踏まえて使用すると、裏の崩れを防ぎ、刃物を良い状態に保ち、切れ味の良い大工道具になります。
- 金盤で裏押しするな大工道具は鉋、鑿、小刀などですが、状況や好みにより金盤を使わず、ダイヤモンド砥石、人造砥石を使う方法もあります。又、毛引刃などは金盤よりも砥石の方が適しています。
使い方
金盤の特性を知り、使い方を覚えてください、鉋や鑿の裏は一度研ぎ崩れると元に戻し難いものです、下記の事項を踏まえて使用すると、裏の崩れを防ぎ、刃物を良い状態に保ち、切れ味の良い大工道具になります。
- 金盤本体には研磨力はありませんので、使い方は、GC#1000や金剛砂(こんごうしゃ)などの研磨剤と併用して裏押しをする使い方をします。
- 本体に研磨力が無い事を利用し、研磨剤を置く場所だけに研磨力が出るような使い方をすれば、鉋や、鑿のの両脚の研ぎ減らさない使い方ができます。
- そのためには、金盤全体を濡らしたままでは、研磨剤が全体に広がりやすく、ピンポインで研ぎ下ろしたい、裏切れした刃先以外の、両脚部分いまで研磨剤が広がります。
- 私が建具職人をしていた頃に教わった金盤の使い方は、唾を使う事でした。水よりも粘性が強く金盤全体に広がり難いためです。
- 粘性のある油でやる使い方もありますが、他の部分に油が付いて滑り危険な場合もありますので、衛生面もありますが、唾の方が良いかもしれません。
- 研磨剤は必要以上に使用すると、周辺に広がりやすく良いとは言えません、少なめに使い、不足していると思った時に足してください。
- 金盤を使用する時は、鉋などは上から押さえつけるために、押し棒と言う木の角材を刃物の上から覆いかぶせ、両手で前後に動かします。
- 基本的に右側に刃物を持ち、刃先が左側に来て金盤の上に乗る様にします、ここで、大事なのは、左手にやや力が入る様にして、刃先に力が集中するような使い方を金盤では行います。
- GC#1000の研磨剤を使用する場合は、それより粗い傷が入る事はなく、次の段階で仕上げの工程に移れます。
- 金剛砂を研磨剤として使う場合は、充分に金剛砂がつぶされるまで、充分な時間をかけて裏押しをします。最後は水分が切れて空研ぎ状態になって作業を終わります。
金盤の修正
- 表面の修正可能で、ダイヤモンド砥石などを使い早め早めの修正を心がけましょう。ただ減りを直すにはかなりの労力が必要です。
- 当店で取り扱っている品は修正する事は可能です。金盤を二本用意して、修正に出している時は、もう一本の方を使用するようにすると、いつでも良い状態の金盤で使用できます。平面修正するには少し時間を要します。
- まずは、一本揃えましょう。
- 曼陀羅屋でお買いになった金盤で平面修正が必要な時の再研磨はお問い合わせ下さい。
こぼれ話ですが、以前に三条に行った時、直ぐ使いで有名な安衛さんの仕事場に行ったとき見せて頂いたのが、愛用の金盤なのですが、厚く綺麗な平面をしていました、その時言われたのが、以前はこの倍の厚さの金盤でしたとの事、修正する方法は、ヤスリと砥石で行ったそうですが、慣れないと難しそうです。
平面確認時の注意点
- 工作機械用の平面研磨機で表面は研磨されていますが、先の薄い高精度のストレートエッジや逆に安価な定規では、定規を当てて光に透かすと、金盤から光が漏れますが、これは問題無い範囲です。
- 以前に平面が悪いと返品された事がございますが、戻ってきた金盤を確認すると、なんら問題なく、狂っていると言える精度ではありませんでした、当店取り扱いの金盤の平面精度での返品はお受けできません。
- よく長年愛用の金盤を持っていると言われますが。長く使った金盤は必ず凹んでいます、その金盤で裏押しした刃物の裏は凸になっていますので、正確な平面にはなりません。
-
使用後の保管
- 使い終わった後は、よく水分をふき取り油を塗っておいてください。、錆び対策は一般的な大工道具と同じです。 大工道具用の椿油、機械油でもかまいません。
- 金盤の保管は湿度が高い水場の足元などを避けて乾燥しているところに保管しておけば、機能を損なうほどの錆はでません。
- 錆が出た場合でも、表面的なもので、深く錆が入るほどではありません。たまに出して表面を確認してください。
- 保管時の錆対策に錆止め塗料を塗るのも一つの方法ですが、塗料により滑りやすくなりますので、落とさないように気を付けてください。
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