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ヒッター 鉋刃の叩きだし機
ヒッターは鉋刃の裏押しの叩き出し機、割れないようにサポートします。大工道具の鉋の刃が裏切れしたら裏押ししますが、そのまま裏押しをするとベタ裏になってしまいます。ベタ裏になると、刃先を本当の意味で研ぎ上げる事ができません。
また、他の大工道具の薄鑿も治具から外し、ピンポイントで叩くこともできます。追い入れ鑿などは刃先角度が立っていますので強く叩かないと割れるため使わない方が良いです。
ベタ裏にならないように叩きだしをしますが、この作業は間違った叩き方をしますと鋼が割れます。通常金床で叩き出しは行いますが、慣れない方や苦手な方、微妙な位置にピンポイントで叩きたい方には良い品物です。
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ヒッターの使用法
- 下記の画像のように鉋刃を蝶ネジの付いた冶具に通し、先の黒い樹脂の板に刃先を軽く当てて蝶ネジを締めます
- ヒッターの手前の溝に通しハンマーを下ろして叩きます、赤い点線のように弧を描き、鉋刃をたたきます。
- 黒い樹脂の板は黄色い矢印のように、刃の前後方向に移動する事ができ、叩く場所を返られます。
- 一度に強く叩かず軽く叩いて、金盤などで少し裏を押し、叩いた出具合を見ながら作業を進めましょう。
- 鉋刃は一度外しても黒い樹脂の先端に刃を当てれば、又同じ位置に固定できます。
- 左右の動きは左手で行います、叩き足らない場合はその場所だけでも叩けますが叩く場所が集中しないように、左右に分散して叩き足らない所は叩きます。
- 金床でも同じですが刃と金床の間に隙間があると割れます、このヒッターは叩き出す直下にコンモリ出っ張りがあり、叩く所に隙間が出ないようになっています。
- 金床も同じですが鉋裏と金床が密着する物を選びましょう、鉋を使いこなすには金床は必需品です
- ヒッターを使っても強いな力を入れると割れますので無理しないようにご注意下さい
使用後
- 下記画像は叩き終わったところ、オレンジの矢印部分が打撃痕です。
- 打撃痕は何度が研ぐうちに消えます。
- 他の大工道具の裏だしでヒッターを使う場合、薄鑿などは、このネジが付いた治具を外して使用します 。
地金は柔らかく地金側からはわかりませんが、叩き出した時、鉋刃を裏透き側から見ると微妙な光の歪みなどで出た部分がわかります。ヒッターを使わず 割った場合、その時はわかり難いですが、鉋刃が減ってくると、突然ボロリと刃先が3〜4ミリほど欠けます。そうなると大変です、裏透きまで入り込んだ欠けの部分を取り去り更に裏押ししなければなりません。私も経験が何度かあり、大変な作業になります。
関連商品
使用の時合わせてお使い下さい
鉋刃の裏の叩き出しに使用 や、裏金の耳の曲げ、大工道具全体の調整に使用。安価ですので早めに備えましょう。
金盤での裏押しの時刃を固定す。木の棒よりも安定して固定しますので、裏押しに集中できます。
鉋裏切れ時の叩き出し専用の工具、乱れやすい玄翁での叩きだしを直線的にサポート、刃を割り難くなります。

プレゼントコーナー

店主制作の鉋仕込DVDなどは、1万円以上ご購入時に選択
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