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清久作山蟻鑿
山蟻鑿は大工の構造材の蟻の加工する時に使う鑿です。コバの部分が蟻の加工に適して尖らせた作り。
通常の叩鑿よりも軸が1寸長い作りで長さ3寸(9センチ)あります。肩のあたりが張って見えますが、コバを斜めに落としているため角が立っているように見えます。
在来工法の太い構造材をつなぐ仕事は蟻も深くなりますが、柄が当たらないように作ってあります。この鑿は頼れる1本ではないでしょう。この叩鑿は大工職専用です、木工職には不向です。 白樫柄に荏胡麻油が塗ってあります。
各部寸法
- 刃の長さ3寸、軸3寸、柄は6寸(ハカマを含む)です、長めの柄ですので入り隅を叩かずに突く時も作業しやすいと思います。
- 柄は口金を含み6寸柄でカツラは少し入れた状態、レンズの加減で長く写っています。
刃の形状
- 通常の鑿はコバの立ち上がりを残した仕上げですが、山蟻鑿は蟻の入り隅を掘るためコバをを尖らせてあります。
- 裏は清久さんの鑿は黒裏で作られています。
注意点
注意点は短くなった時に先の方ばかり裏押しし過ぎた場合、巾が先の方で狭くなりクサビ状になりますのでご注意ください。
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使用の時合わせてお使い下さい
一個あれば全サイズの鑿の下がり輪(カツラ)が傷を付けずに簡単に外せます。
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プレゼントコーナー
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