三条の鑿鍛冶「三代國慶」池田慶郎作、バランスの取れた狂いの無い作りは最高クラス。國慶さんが使われる鋼は白紙2号です、鑿にはこの鋼が一番合うとお話しされました、その通り、國慶さんはその鋼の持ち味を最大限引き出された品を製作されています。画像は三代目国慶さん、仕事場にお邪魔した時の一コマです。
仕上がりの丁寧さは私も仕事場に伺った時拝見しました。以前4代目と席を同じにしてお食事をしたおり4代目の名刺を頂きました。 良い後継者が育っておられます。一つの技を覚えると次の課題が見えてきます、それを一つ一つ覚えて素晴らしい鑿が完成していきます。(4代目は令和元年九月に亡くなられました。)
現在鑿を作る鍛冶屋さんが激減しています、ご予約頂く時、納期敵に長期になる場合がございます。普通の黒仕上や、ヤスリ銑仕上、打ち出し、年輪などの4種類の仕上げがあります。
(くにけい、かくうち)刃のコバの部分に面取りが無い角打ちタイプの10本組、三代國慶、池田慶郎作 白紙2号炭焼入 白樫柄、槌目カツラ、桐箱入バランスの取れた狂いの無い作りは最高クラス。
下記の打出仕上げと、鑢(やすり)銑(せん)仕上げは手間がかかり割高です。
白紙2号炭焼入 桐箱入。全体に槌目が施され上から少し磨きをかけて槌目の模様を強調している。柄は紫檀、口金は磨き、桂は槌目の磨きを入れています。在庫に気場合ご予約ください。
黒仕上げは、4代国慶が生前製作していた品を亡くなった後に3代国慶が仕上げた品。
竹節は軸の部分が竹節に見立てて節が二か所入れてあり、付け根は竹の根の模様です、現在製作されていません。
国慶作山蟻鑿 販売済
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