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ハイス鉋、特殊粉末鋼酒壺
この鉋は世界的鋼メーカーの日立金属製の粉末高速度鋼のHAPシリーズ鋼を使用。 青紙スーパー以上の強靭な耐久性から圧倒的な長切れを実現。1000尺以上の長切れテストは削ろう会のTOPの記録を有する。
又、強靭な耐久力は硬木や集成材など難材に適している。私も酒壺でウエンジ(鉄刀木に似た唐木)を削った時に直ぐに切れ止む青紙系の鋼に対し、酒壺は切れ続ける事を実感。(刃先角度は29度〜30度)
上記の事から集成材や硬木のフローリング材の削り合わせにも適しているので、酒壺を大工職の方が造作用に使う方も多い。紙箱が違う場合があります。
特殊粉末鋼酒壺、裏出不要の価格
- 寸4(60mm) 37400円 在庫有
- 寸6(65mm) 37000円 旧値 在庫有
- 寸8(70mm) 38800円 入荷待
紙箱のデザインが変わる場合がございます。
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酒壺の研ぎ方のアドバイス
- 酒壺は普通の鉋と同じように研げますが、硬い鋼なので研磨力が強い人造の中砥石、返りが取れやすい人造の仕上げ砥石を使用して研ぐと早くて楽に刃がつきます。
- 中研ぎでのポイントは、硬いからと力を入れすぎると厚い返りが出ますので、中研ぎで薄い返りを出すことを心掛けて研ぎます。ハイスの粘り強く硬い返りは、仕上げ砥石に変えた時に返りが取れなくなります。
- グラインダーを使用し鎬面の透き取を行い、残りを手研ぎで研ぐと楽に格段に早く研げます。
- 砥石の組み合わせが早く研ぐポイントでもあります。
ハイス鋼(HAPシリーズ)の特徴
- 大工道具に使用される一般的な一般的な炭素鋼や青紙系の鋼にだせない、硬度と粘り強さを兼ね備えていてる。
- ハイスのため通常の鉋に使用する鋼よりも焼き戻し温度が高く、グラインダーで削る際に温度が高くなっても焼き戻りし難い特性もあるため、丸刃になった時の地金部分の透き取りも作業が容易。
- 機械鉋などに使われるハイスは硬度が高く手研ぎし難いが、手鉋用に硬度が落としてあるため、硬いが通常の鉋と同じ人造砥石で研げる。
鉋関連商品
使用の時合わせてお使い下さい
狂いの来ない鉋の下端定規、台下を良い状態に保つための必需品、調子よく削れない時は、まず確認。
刃裏の叩き出し、裏金の耳曲げなど鉋の調整には必ず必要。安価ですので是非備え付けて下さい。
大事な鉋の下端と刃先を守るための丈夫な収納袋。 他の道具と触れて傷が付くのを防ぎます。
プレゼントコーナー
店主作の鉋仕込DVDなど1万円以上ご購入時に選択
大工道具の曼陀羅屋について
- 下記のご購入案内には、注文方法、所在地、連絡先などが記載されています。
- 店主は建具職人歴12年、その後独立して無垢の家具製作と大工道具の販売の二束のワラジを履いて25年以上になります。
- 実店舗を持ち、実際のご来店の方には商品を手に取って頂きお買い物ができるようしています。
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