(ぜんしょうさく けずろうかいたいぷ たちがんな)削ろう会会報でも紹介された削ろう会スペシャルタイプと同じ作りです。刃の際まで見えますので、実際削っている際の部分が確認しやすい。
仕込み角度は手前に角度の付いた逆勾配ですので毛ば立ちは少ないです。削ろう会タイプは鉋刃の耳を落とす必要がありません。
刃巾36ミリと42ミリがあります、日立金属安来鋼青紙1号 小森小鉋製作所製の鉋刃を使っています。
善正作削ろう会タイプ立鉋の販売価格
画像は42ミリ
画像は42サイズです。36も、42も画像下の右で判るように、立鉋の刃が台の際まできています。36より、鉋刃の幅が広く効率が良い
下記の画像は36サイズで、全体の長さや、刃の高さは同じで、巾のみが狭くなっています。
狭いので台の下端の調整が42よりも狭く管理が楽かもしれません。
削ろう会タイプは包みなど削る位置が微妙な部分を実際目で見て確認できます。ただし注意しないと、刃口なども削ることもあります。
台直しは私はガラスサンドぺーぱーを貼った上でで立鉋を数往復して、あとは鑿を立ててスクレイパーのようにして間を軽く透き取るだけ、意外と直しは簡単です。
注意点はサンドペーパーの粒子が台下端に刺さっている場合があり刃を痛めます。
長台と同じ4点付きにしますが透き取りは極力少なくします。
直す鉋の巾10センチほどで台の長手方向に往復して削るのです、立鉋の透き取り部分が多いと理論的にもグラグラしやすいのです。
立鉋の下端刃先の角まで大きく面取りするか角まで段欠きします。
面の大きさは、鉋刃の切削巾ギリギリまでです。刃は、あらかじめ台の刃口巾より狭く耳を落としておきます。
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